「節約思考に疲れた」
「買い物のたびに頭が勝手にお金のことを考えて少しでも安い方を買おうとしてしまう」
このような悩みを持っていませんか?
一度脳が節約モードを発動すると、ケチケチする必要はないと思っても頭が勝手に安い方を選ぶように思考を制限してきます。
この症状に対処する方法は、以下の3つのポイントに絞ることができます。
- 削減する対象は固定費に絞る
- 毎月の固定費の削減目標金額を決める
- さっさと目標を達成して節約モードから卒業する
この記事で3点について説明していきます。
削減する対象は固定費に絞る
買い物のたびに節約のことが頭のなかでちらつくのはつらいことです。
固定費は一番初めにしっかりと検討すれば、あとは何もしなくてもずっと支出が削減できた状態が継続しますので、支出を削るのであれば固定費だけにするのがおすすめです。
固定費とは何か
固定費とはあなた自身が日常生活で支払いをしないものです。自動引き落としされるような経費だと思えばよいでしょう。例えば、家賃やスマホなどの通信費、サブスクリプション、保険と言ったようなものです。
これらの固定費削減については下の記事でも詳しく説明しているのでよろしければ合わせてご覧ください。
毎月の固定費の削減目標金額を決める
達成基準の明確な目標がないといつまでも節約モードから抜け出せなくなってしまいます。
また貯蓄を目標にすると、目標金額を達成するまで節約し続けなければなりません。それでは辛すぎます。
時間とは人生そのものですから、つらい時間が長く続くならば何のための節約であり、何のための人生なのか、という事になってしまいます。
前項で説明したように目標を貯蓄額ではなく固定費の削減設定して対応を実施すれば、1回の対応で完了するのです。
さっさと目標を達成して節約モードから卒業する
そもそも何かを我慢して節約生活を送るのはつらいものです。固定費の削減であれば初めに1回だけしっかりと検討すればあとは自動的に生活コストが削減できるわけですからさっさと目標を達成してしまいましょう。
早く取り掛かれば早く取り掛かるほど経費削減効果は大きくなります。
家賃の見直しのために地方に引っ越すのは大変ですが、金額が大きいので効果が大きいです。物件探しだけでもきょうから始めましょう。
スマホのプランの見直しも週末にショップに行けば済む話です。
保険の見直しも問い合わせれば済む話です。
サブスクリプションもネットで簡単に解約できます。
重い腰を上げて行動を起こせばあとは勝手に生活コストの削減効果が継続します。この削減効果が継続する満足感が、これ以上節約する必要はないという安心感につながり、常に節約のためにピリピリと神経をとがらせずに済むことにつながります。
まとめ
以上、固定費を削減することによって節約モードから脱出する方法について解説しました。
- 支出の削減目標を固定費に絞って設定する
- 固定費とは自分で日常的に支払いをせず、自動引き落としされるもの
- 目標を定めたらさっさと対応する
- 一度実施したらもう節約しない
- 節約に心を捕らわれているのは本末転倒