カナダで生活費を賄うための資産運用のための証券口座

もしカナダにすでにお住みであったりこれから移住する予定なら、生活費の足しにするために証券口座の開設を検討していませんか？

この記事では私がカナダで生活中に資産運用をするにあたり何の口座を作ればよいのかを調べた結果を私自身の備忘をかねてまとめました。

私は2024年７月に退職し、FIREすることが決まっています。その後はカナダに親子留学をする予定です。

留学中は仕事をしない予定なので資産運用の利回りで生活費を賄わなければなりません。

インターネットで日本語と英語の両方でどのような証券口座を開設すればよいのかを調べまくったのですが、SBI証券のような「普通」の証券口座をどれにすればよいのかなかなか分からずに非常に時間がかかってしまいました。

同じような悩みをお持ちの方の役に立てばと思います。

証券口座は５大銀行かQuestrade/Welthsimple

生活費を賄うために５大銀行のうちどれかに普通預金口座を作ります。そのままその銀行で証券口座を作ってもよいのですがインターネットでストレスなく取引したいので私は銀行の証券口座ではなくネット証券にしました。

カナダのネット証券会社ではQuestradeとWelthsimpleという２つが有力そうでした。調べる限りQuestradeの方が私にあっていると感じたので私はQuestradeの方でまずは運用を開始してみることにします。

この２つのネット証券会社の比較の記事はたくさんネット上に存在しますので、詳しい情報はそちらに譲ります。

この記事の本題です。

ずばり、カナダで生活費を賄うための資産運用に使える証券口座はMargin Accountです。

インターネットでカナダ、証券口座、資産運用などと言うキーワードで調べると、日本語で調べても英語で調べてもなぜか資産形成のための積み立て用の証券口座ばかりが検索にヒットしてしまいます。

たとえばTFSAやRRSPなどと言ったものです。

TFSAは毎年決められた額の金額の範囲内なら運用益が非課税と言うものです。日本のNISAのイメージでよいと思います。限度額は毎年異なりますが数千ドル程度しか拠出できないので生活費を支える資産運用には全く足りません。

RRSPは引退後にサラリーマンとしての所得が無くなった後に備えるための資産形成のための証券口座です。運用益が非課税ですがリタイアするまでお金が引き出せません。論外です。

なんでこんなに非課税の特殊な口座ばかりグーグル先生は引っ張ってくるんじゃ、と思いました。

SELF-DIRECTED INVESTINGは自分の判断で株やETFなどの金融資産の売買を行うための証券口座です。
QUESTWEALTH PORTFOLIOSはプロのファンドマネージャーに運用をお願いするものです。

私は手数料を払ってまでお任せしようとは思っておらず、自分の資産は自分で情報を集めて自分の頭で考えて決めた銘柄でポートフォリオを組みたいと考えているためSELF-DIRECTED INVESTINGを選択します。

私がお世話になろうと思っているQuestradeというネット証券会社のウェブサイトでSELF-DIRECTED INVESTINGの中にMargin Accountと言うものがあったのでこちらの説明を読みました。

私は特にリスクを取る必要がないので信用取引はしません。そのため、信用取引用の口座を意味するMargin Accountをスルーしていました。

しかし説明を読んでみると、税金課税対象、柔軟で便利な取引、様々な証券の取り扱いなどごく当たり前のことが書いてあり、これが私が求めていた「普通の」証券口座なのだとわかりました。

ただ信用取引ができる口座とできない口座で分かれているわけではないので、必要ないなら信用取引をしなければよいだけなのだという事でした。

私が調べるのにとても時間のかかったカナダでの証券口座の事ですが、皆さんのお役に立てば幸いです。
カナダ渡航後も発見があれば更新していくのでよろしくお願いします。